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  1. 桜井市議会 2017-09-26
    平成29年新庁舎建設特別委員会 本文 開催日:2017年09月26日


    取得元: 桜井市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-07
    2017年09月26日:平成29年新庁舎建設特別委員会 本文 ▼最初のヒット発言へ(全 0 ヒット) ○午後2時00分開会 ◯吉田忠雄委員長 それでは皆さん、こんにちは。ご苦労さまです。ただいまより、第8回新庁舎建設特別委員会を開催をいたします。この際申し上げます。発言されます際には、必ず机の上のマイクのスイッチを入れてから発言くださいますようお願い申し上げます。それでは、理事者側より挨拶を受けることといたします。 ◯笹谷清治副市長 午前中までは、9月議会に提出いたしました原案を、原案通り可決いただきましたこと、この場をお借りいたしまして、厚く御礼を申し上げます。さて第8回の新庁舎建設特別委員会でございます。  これにつきましては9月1日に開催されました、第7回の新庁舎建設特別委員会では、庁舎整備基本理念。また、基本方針それと、新庁舎に求められる機能規模などについて、検討また意見の集約をしていただきました。その後、開催されました第2回の新庁舎建設検討委員会では、これらの議題を検討いただきまして、9月20日の政策会議のほうで市の方針を決定をさせていただいております。本日の特別委員会では、新庁舎建設検討委員会で出ました意見政策会議におきまして決定した市の方針などについて、報告をさせていただきますので、よろしくお願いしたいと思います。  簡単ですけれども、冒頭のご挨拶といたします。よろしくお願いいたします。 ◯吉田忠雄委員長 それでは案件の1ですけども。9月13日の水曜日に開かれました。第2回新庁舎建設検討委員会に、議長と私が出席したんですけども。  検討委員会意見について報告を願いたいと思います。 ◯青木浩之総務部長 恐れ入ります。第2回新庁舎建設検討委員会での意見という資料をご覧いただきたいと思います。ご報告を申し上げます。初めに、基本理念におきまして、なぜ庁舎を建てかえなければならないのかという説明が不足しているのではというご意見もございました。また、基本方針にもありますように市民の安心安全を守ることが行政の大事な部分であることから、基本理念にも安心安全を強調すべきでは、という御意見がございました。次に、市民の安心安全を守るために、地域へ伝達するための通信や情報関係の設備を備えた危機管理センター災害対策本部整備が必要ではないかという御意見がございました。また、将来を見据え、IT技術などを導入し、行政改革を行い、スリムで高機能な行政を望みますという御意見がございました。一つのまた、案といたしまして、女性の活躍・子育て世代を考え、庁舎内に保育所、子供の預かり施設をつくるべきではという御意見もございました。また、防災機能につきましては付加機能ではなく、基本機能ではないかということがございました。そしてキッズスペースのところで、乳幼児とあるが、乳児と幼児は別であり、分けて考えることが必要ではないかというご意見がございました。  また、売店やキッズコーナー等では衛生面の対策が必要であるという御意見がありました。そして、市民アンケートでは、庁舎が暗いという意見が多かったので、採光を取り入れ、天窓やパティオなどを取り入れてはどうかという御意見がございました。そして、個室の相談室では、プライバシーを重視し過ぎると密室になってしまう危険性もあるので配慮・検討が必要ではないかという御意見がございました。そして、窓口ワンストップ化につきましては、十分に対応ができるのであれば、機能集約型でも問題はないと思うが、市民の方に、配慮した対応が必要ではないかというご意見をいただきました。検討委員会でのご意見につきましては以上でございます。 ◯吉田忠雄委員長 それではただいまの報告について、何か質問ございませんか。ありませんでしたら、次に埋蔵文化財発掘調査について、進捗状況をしていただきます。 ◯青木浩之総務部長 新庁舎建設に伴います埋蔵文化財発掘調査の進捗につきまして御説明をいたします。恐れ入ります。写真つき資料のほうお願いしたいと思います。前回の特別委員会におきまして、資料にございます本庁舎西側第1トレンチ、そして西分庁舎南側の第2トレンチにつきまして、御報告を申し上げました。今回残っておりました資料の右上の西分庁舎北側第3トレンチ発掘調査が完了いたしましたので、ご報告をいたします。調査面積は50m2で、8月30日より掘削を開始し、調査後、9月10日に埋め戻しを行い、完了いたしました。調査では現代盛り土及び中世から現代の耕作土の下に、中世から弥生時代前期のものと推定される土器、破片を確認いたしました。  現在、土器・破片の年代を特定する作業を進めております。今後の予定といたしましては、整理作業並びに終了報告書の作成を埋蔵文化財センター文化財課で行いまして、出土遺物などの整備が終わりました後、11月をめどに奈良県教育委員会調査終了報告書を提出する予定となっております。調査の状況につきましては、以上でございます。 ◯吉田忠雄委員長 今、総務部長から報告があったんですけども。これについては、県の回答が出た時点で、また報告を願うということで、次に進んでよろしいでしょうか。では、案件の2に入ってくるんですけども。新庁舎建設基本計画について、変更があった事項を中心に、説明をいただきます。 ◯大西祥夫庁舎建設準備室長 それでは、説明のほうさしていただきます。  9月1日の第7回の特別委員会でご検討いただきました新庁舎基本計画フェーズ2に関しまして、政策会議で確認いたしました市の方針について、報告をさせていただきます。それでは、お手元の資料。第8回桜井市新庁舎特別委員会。これより、変更なった事項を中心に説明をさせていただきます。1ページの1。フェーズ1における、検討結果の確認でありますが、こちらにつきましては、変更はなく、ここに記載の内容で、今後の検討を進めることを確認しております。そして、2ページでありますが、新庁舎整備基本理念基本方針では、新庁舎建設検討委員会特別委員会から出てきました意見を受けまして、基本理念のほうに安心安全というキーワードを追加しております。また、基本方針では、5)番として、環境に優しい庁舎を追加しております。この基本理念につきましては、次のフェーズ3で、再度委員会で確認をいただくこととしております。内容を確認いただくために、基本理念、そして次の基本方針に中身をちょっと読み上げさせていただきます。基本理念のほうからです。広がる輪、つながる世代、次の時代へと受け継ぐ歴史自然文化、人の営みまちの拠点、安心安全の拠点となり、次の桜井をつくる原動力となる長く愛され続ける庁舎。桜井のまちは、ヤマト王権の誕生と古代国家成立の舞台となった地であり、木の年輪のごとく、多くの歴史、自然、文化、人の営みを積み重ねてきました。しかし、人口減少時代を迎えた新しい時代の中で、地域を取り巻く社会状況は日々変化し続けています。月日が経っても変わるもの変わらないものがある中で、あらゆる変化に柔軟に対応し、未来へとつながる、地域の輪を広げていかなければなりません。その輪の中心となるのは、新しい庁舎であり、明日の桜井をつくる力となるものです。あらゆる世代が集い、市民の安心安全の拠点として、市民に優しく親しまれる市民のための庁舎を目指します。この中に、安心安全の拠点ということで、2つの部分に、そのことを入れさせていただいております。そして、基本方針では、右側の部分になりますけれども。5)環境に優しい庁舎、この部分を追加しております。この部分を読み上げさせていただきます。5)環境に優しい庁舎。省資源、省エネルギー対策自然エネルギーの利用を進め、環境に配慮した庁舎といたします。ということで追加しております。あとの部分は、変更はございません。では、3ページのほうお願いいたします。庁舎機能整備では、まず、(1)庁舎機能整理では、新庁舎に求められる機能として、基本機能付加機能の分類をいたしました。そして、ページ右側の(2)では、具体的な機能と必要諸室の整理をしております。まず、窓口機能といたしましては、総合案内。そして、窓口待合ロビー相談室、そして相談スペースについての考え方整理いたしました。こちらも変更はございません。そして、次4ページになりますが、4ページのほうでは、窓口ワンストップ化につきまして、1番下の枠の中に書いておりますけれども、窓口ワンストップ化考え方整理しております。桜井市の課題と現状を踏まえ、新庁舎窓口機能は、複数の庁舎にまたがっていた市民窓口を、新庁舎低層階に集約して、市民や来庁者の利便性を高める方向とし、機能集約型とすることで、市の方針を確認しております。また、ページ右側、2)執務機能では、執務室。そして会議室、それと打ち合わせスペース。また、(3)こちらでは、執行機能では、市長室、副市長室応接室について。また、(4)では、議場について。(5)の供用機能では、多目的トイレ授乳室おむつ交換台について、整理しております。このページについても、変更はございません。次に5ページになります。共用機能の続きでありますが、廊下、階段。そしてその下の書庫、倉庫。こちらの部分についても、変更はございません。そして(6)交通機能では、駐車場、駐輪場。そして、歩車分離考え方について、整理、確認しております。次の(7)付加機能でありますが、こちらの1番上の防災機能。これは、もともとはここには入っておらなかったわけなんですけれども。この部分の項目を追加いたしまして、7ページ整理検討を行うということで記載を入れております。そして、地域交流センター。そして地域交流広場。そして右のページの上になりますが、売店や軽食スペース。そしてキッズコーナーについて、整理、確認をしております。庁舎機能につきましては、ここに記載の内容を基本といたしまして、今後、新庁舎整備を進めていくことといたします。そして(3)各機能配置構成検討では、下のイメージ図なんですけれども。これの表し方といたしまして、低層階につきましては、窓口業務を中心とした配置ということが基本となるために、窓口機能の枠を当初のものよりも大きくして強調をした形にしております。また、中層階から高層階にかけて、黄色の枠、防災機能となっております。もともとは、付加機能と表示しておりましたけれども、防災機能という形で、表示を訂正しております。次に、6ページになります。4、庁舎に求められる性能。こちらでは、(1)耐震性能につきましては、新庁舎構造形式、耐震、制振、免震構造、こちらの選択につきましては、安全性維持管理建設費。そして、工事工期等を比較検証いたしまして、次のフェーズ3でその方針を決定するということを確認させていただいております。そして、次のページになります。7ページでは、防災性能。また、環境設備性能について書いております。  防災性能等環境設備性能ともに内容を確認いたしました。なお、この防災性能の1番下に写真に2枚入っておりますねんけれども。備蓄倉庫災害対策本部、こちらにつきましては、もう少しちょっとわかりやすいものということで、写真2枚を今入っておる写真に差し換えをしております。そして、右のページ、1番下になりますが、(4)セキュリティ性能、これにつきましては、特別委員会のほうでの意見を踏まえまして、このセキュリティ性能の項目について追加しております。ちょっと読み上げさせていただきます。(4)セキュリティ性能。防犯や情報セキュリティの観点から、セキュリティ機能の強化を図ります。なお、サーバー室は、庁内の電子情報を管理するため、セキュリティを高めた管理システムといたします。この分を追加しております。庁舎に求められる性能につきましては、以上の内容で整理いたしまして、こちらも今後、新庁舎整備整理した内容で進めていくこととしております。8ページでは、庁舎規模検討するに当たって、まず、(1)、(2)として、現庁舎延べ床面積整理しております。本庁舎、分庁舎西分庁舎教育委員会棟。この四つの庁舎については、面積整理しております。そして、これを受けまして、9ページのほうで、新庁舎規模を算定していくわけなんですけれども。こちらにつきましては、新庁舎規模を算定するに当たって、総務省国土交通省の基準に基づく面積の算定。そして、市町村役場機能緊急保全事業起債対象基準などを参考といたしまして、その考え方整理しております。それを取りまとめましたものは右のページの1番下の枠の中に書かれておりますので、ここを読み上げさせていただきます。  まず1点目といたしまして、新庁舎には現本庁舎、分庁舎西分庁舎、そして教育委員会棟窓口機能執務機能執行機能議会機能と、市民サービスに関係する機能を新庁舎に集約して配置することといたします。2点目といたしまして、市民サービスに影響が少ないと考えられる機能会議室でありますとか書庫や倉庫、こういったものにつきましては、できるだけ分庁舎及び西分庁舎を活用することといたします。そして3点目といたしまして、1点目と2点目の考え方、こういったところを考慮し、新庁舎規模については、総務省国土交通省算定基準を参考にしながら、附帯施設を含めて、市町村役場機能緊急保全事業起債対象基準上限面積であります、8,300m2の範囲内で適切な規模検討することとしています。以上が政策課題において確認しました市の方針となっています。 ◯吉田忠雄委員長 ただいまの説明を受けて何かご意見ございますか。 ◯東 俊克委員 お尋ねします。最後の説明です。9ページのところですけど。その右のほうの3)ですか。市町村役場機能緊急保全事業起債対象基準に基づく算定と。これは正規職員が236名となっておるけど、その非正規の方も十分おられると思いますけど、そういう考えはないんですか。 ◯青木浩之総務部長 ただいまの東委員のご質問にお答えさせていただきます。
     この市町村役場緊急保全事業。これは今有利な起債ということで32年度までの起債でございますけども。この分につきましては、今お述べのとおり、正規職員のみの人数でございます。ただ、今おっしゃっていただきましたように、臨時職員とか再任用職員の職員もおりますので、そこはですね、ちょっと裏のページをちょっと見ていただき、1番最後のページ、11ページになるんですが、すいません、左側のところに、同じような規模の段階で、建設されたときの1番右のところ職員1人当たり面積というのがございまして。21m2から多いところでは33m2まであるんですけども。平均しますと大体26.89m2ということで。実は先ほどの9ページのところでは、一応1人当たり35.3m2となっております。そういったことから、そこは少し色んな機能も含めて、そこは少し余裕と言いますか。その面積に含まれるという考え方で、総務省のほうでは、起債と対象とされてるということでございます。 ◯吉田忠雄委員長 よろしいですか。他どなたか、ご意見ありませんか。 ◯金山成樹委員 先ほど今後、新庁舎の全体的な予算にかかわってくる部分で大きなところが、先ほどご質問ありました免震にするのか、制振にするのか。6ページですね。免震するのか、制振するのか。それとも耐震するのかっていうところとですね。あと、東委員も言われた9ページの表3の部分ですね。  当初6500m2やったやつが8300m2以内にするというところで変わってくると思うんです。先ほど耐震をどうするかっていうことは、フェーズ3で検討されるということでしたが、まずはこの広さに関しては、どのタイミングで決められるのかをまずお聞きしたいと思います。 ◯大西祥夫庁舎建設準備室長 次のフェーズ3では、この後も説明させていただくんですけれど。フェーズ3で検討する主な検討事項の中で、資金計画部分検討をすることになっております。こちらでは新庁舎にかかわってくる事業費庁舎建設費から始まって、諸々の全ての事業費が幾らかかるのか。そして、それの財源はどうなるのか。今の市町村役場機能緊急保全事業起債部分でありますとか。一般単独事業債。あるいは、庁舎取り壊しに必要な除却債であるとか。そういったところを、支出のほう、入りのほう。検証させていただいて、それが整合性とれているのかというところを、次のフェーズ3で、検証させていただくということになっております。 ◯金山成樹委員 是非ですね。検討をされる中でですね。ぜひ委員長に、ちょっとお願いしたいんですけども。そういう資金計画というか。そういう、当初我々40億と聞いたわけじゃないんですか。それがちゃんとやっていけるのかっていう、そういう想定も含めたですね、そういう資料をいただきたいなと思うんです。全体的に例えば。広くなってしまって、構造も変わって、40億以上にもしなった場合ですね。ほんまにそれでやっていけるのかどうか。私、代表質問で、財政規律言わせてもらいましたけれども。そういう危機感理事者側が持っていただいてると思いますので。是非そういうふうなところも、決まる前にですね、是非、特別委員会でも、提出してもらったらどうかなと私、思うんですけれども。そのあたり、是非検討いただけないでしょうか。 ◯吉田忠雄委員長 わかりました。資金計画。次の特別委員会までに。 ◯金山成樹委員 すみません。それと含めてですね。今、どういう議論になっているのかっていうとこの広さの部分基本、急に8300。前回か、前々回に出てきてですね。今、どういうふうに協議会で、もまれる前にですね。室長やら、実務のほうでどういう話なっているのかというところを今、言える範囲で教えていただけないでしょうか。 ◯大西祥夫庁舎建設準備室長 今、基本計画の策定の受託業者でありますRIAとは、週2回ぐらいの割合で色んなことをこちらで打ち合わせしております。それで、これからフェーズ3に向かいまして、いろんな。月2回です。申しわけございません。2週間に1回のペースで今、打ち合わせやっとるんですけれども。フェーズ3に向かって、その資料の色んな整理をしておるんですけども。  その中で、どれぐらいの面積になるかという、今、この上限値が8,300ということですので、まずは窓口機能として1階に入るようなところをどういうふうに割り付けていくのか。各課の配置というものが、今の1階の部分に、どれだけ入ってくるのかということを、まず1番初めにやらせていただいて、そのあと、2階3階4階5階というところで、各機能を割り当てていく、間取りをつくっていくとか。いうところの、まず基本的な、素案のほうを今、つくってもらっているところでありますので、それを、その打ち合わせの中で資料を提示してもらって、こちらの準備室のほうで、その辺の配置等、この機能を入れなければいけない、この機能西分庁舎でもいいんではないかとか、いうところのあたり検討していくところでございます。 ◯金山成樹委員 西分庁舎とか、分庁舎に配置するところも、その辺は話し合っておられるという認識でよろしいんですかね。 ◯大西祥夫庁舎建設準備室長 今のこの9ページの右の枠の中にありますけども、西分庁舎、分庁舎、こういったところの活用も図っていかないと、なかなか、全ての機能が、入ってこないというところでありますので、市民サービスに直接影響が少ないと考えられる会議室であるとか、書庫であるとか、倉庫。そういった部分につきましては、できるだけそういった分庁舎であるとか、西分庁舎。これは新耐震基準の建物がありますので、そういったところを活用して、新庁舎のところは、8,300m2のなかで、適正な規模を考えていくということになっております。 ◯吉田忠雄委員長 あと、どなたかございませんか。それじゃ、なければ続いて、案件3の次回の特別委員会で、議案となるであろう事項について、説明願います。 ◯大西祥夫庁舎建設準備室長 それでは、資料基本計画フェーズ3における主な検討事項と書いてある資料のほうお願いいたします。次のフェーズ3における主な検討事項でございます。大きな項目といたしまして、1.事業手法検討、2.資金計画。そして、3.事業スケジュール。こういったところが主な検討事項となってまいります。1.事業手法検討では、これから実施設計施工維持管理等につきまして、その発注の方法をどうしていくのか。分離発注するのか、一括発注するのか。これについて、桜井市として、どの事業手法が望ましいのか。そういったところの検討をしてまいります。事業手法の種類といたしましては、ここに書いてありますように、1)として、従来方式。これは設計施工維持管理費を分けて段階的に、発注する方式でございます。2)のDB方式。こちらは実施設計施工を一括で発注する方式でございます。維持管理につきましては、従来と同じ分離発注となります。3)のDBO方式実施設計施工維持管理運営を一括で発注する方式となります。そして4)のECI方式。これは最近、新しく出てきた方式なんですけれども。実施設計施工分離発注となるんですけれども、実施設計の段階で優先交渉権者これは施工業者になりますが、施工予定者を含めまして、この優先交渉権者である施工予定者と、その設計を組んでいく中で、技術協力を行って、一緒に設計のほうをやっていくというふうな方式のものでございます。そして、5)PFI方式は、実施設計施工維持管理・運営を一括で発注する方式でございます。この場合、資金は民間が調達するというふうな形となっています。これらの事業手法について、いろんな資料を提示させてもらいながら、比較検討を行っていくということになります。そして、次に(2)といたしまして、これらの5つの事業手法について、それぞれのスケジュール。これが、32年度竣工ということもありますので、その辺のスケジュールに入いるのかっていうとこら辺の検討をさせていただきます。そして、(3)として、スケジュール等いろいろな、そういったところを検証いたしまして、桜井市として、望ましい事業手法検討をしていくということでございます。次に、2の資金計画では、新庁舎整備にかかる概算事業費や財源を検証いたします。それとあわせまして、新庁舎構造形式、耐震、制振、免震、そちらの方針検討をいたします。(1)事業費といたしましては、設計費や工事監理費、庁舎建設費など、庁舎整備に必要と考えられる費用の概算事業費を検証いたします。次に、(2)として、その財源となる、公共施設等適正管理推進事業債。一般単独事業債。除却事業債など、その他補助金等、そういったところの財源について検証をいたします。そして最後に、3.スケジュールでは、新庁舎の建設から、現庁舎の解体、外構工事等を含めた事業全体のスケジュールの検証を行います。以上がフェーズ3で検討する事項となっております。 ◯吉田忠雄委員長 ただいま、基本計画フェーズ3における主な検討事項について、説明あったわけなんですけども。今の時点では、委員各位に十分検討いただける資料がないわけなんですけども。第9回、今度の会議というのは、非常に重要な課題になるということで、事前に予告ということで、今説明だと思うんですけども。先ほど、金山議員からも意見出ましたけども、資金計画なんかも、早いこと出してほしいという声もあったんですけども。資料ができ次第、1日も早く各位に配付願いたいと思うんですけども。次の第9回の特別委員会の前に、資料をできるだけ早く出してもらうということで、よろしいでしょうか。 ◯我妻 力委員 過去に3年ほど前になるんですかね。給食センターをPFIでしたいという、確か4年ほど前なのかな。国のほうから、PFIの事業を推進する自体には交付金として、優遇措置をとるという話、新聞等でも私見たんですけど。実際、あるんであれば、このPFIでした場合、どのくらいの交付金で手当てしてくれるのか。財源の補助金等書いてあるんですけども、新庁舎の中で、建てかえで、どういうような部分がこれ補助金出るのか。 ◯林 功理事 当初はいろいろPFIを活用するための、加速させるということがあったんですけど。今はもう結構、一般化されてまして、もうほとんど、まったくありません。 ◯青木浩之総務部長 基本的にはですね。先ほどちょっと申し上げましたように市町村役場機能保全事業の起債ということで、これにつきましては、充当率が90%で。本来、庁舎の建設の場合は、起債の充当率が75%。で、そこへ15%の今、上乗せになっております。この起債を使えれば、更に75%のうちの30%交付税でかえるということで。ですから、事業費からしますと22.5%ぐらいが交付税でかえるということでございまして。補助金はないんですけども、一応、後年度におきまして、起債の償還のときに、交付税措置を受けることができるということになってございます。あと、他にですね。庁舎の中の機能であるとか、そういう形の中で、何か、補助金が取れるものがありましたらですね、今委員おっしゃっていただきましたとおり、できるだけ活用させていただけるように、これから精査をしていきたいというふうに考えておりますので、ご理解のほどお願いいたします。 ◯我妻 力委員 最後に、1点だけ。林理事からもあったように、わたしもこれ新聞で見て、ひとつ訊いたら当時はありましたよね。PFI事業に対する交付金なり。そう思えたら、この庁舎の建て替えも、本当に蓋あけたら国からそんだけ出てくるのかという、ちょっと心配もしてるんですけども。わかりました。 ◯吉田忠雄委員長 あとございませんか。 ◯工藤行義委員 我妻議員が林理事に質問されたんやけども、ちょっと整理ができない。補助金違うというのは、給食センターPFIと庁舎建て替えのPFIと種類が違うから、補助金が出ないんですか。いや、給食センターのPFIは、資金活用は行政から、市から出てますやん。こっちに書いてるPFIちゅうのは、民間が資金調達するPFI。種類が違うから補助金が出ないということなんですかね。 ◯林 功理事 資金調達を民間がするということだけであって、補助金はその中に一緒に入ります。他のいわゆる、一般財源部分ですね。そこが主になりますが。そういうところを、市場から調達するということになります。だからPFIは一般的にそうなので、庁舎もそれが可能かどうかっていうのは検討する価値があるのかなということでございます。 ◯吉田忠雄委員長 よろしいですか。あとございませんか。なければ、今後の会議の予定なんですけども。案といたしまして、今度の第9回特別委員会を11月の2日の木曜日、時間は午後1時開催というように考えてるわけなんですけども。案内は、また後日させていただきますけども、これでご承認願えますか。もう一度、繰り返しますけども、11月の2日の木曜日、午後1時から開催というふうにさせていただきます。他にございませんか。何もなければ、これで本日の会議はこれで閉じることにいたします。 ○午後2時38分閉会 このサイトの全ての著作権は桜井市議会が保有し、国内の法律または国際条約で保護されています。 Copyright (c) SAKURAI CITY ASSEMBLY MINUTES, All rights reserved....